to と for 

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to か for か

 I gave George a tie. の George と a tie の位置を逆転させると、I gave a tie *to* George. となって前置詞には to が使われるのに、I bought George a tie. の George と a tie の位置を逆転させると、I bought a tie *for* George. となって前置詞には for が使われるのはなぜだかわかりますか。

 まず、to と for の違いを簡単に見ていきましょう。

 「場所」に関して使うとき、to は「到達点」を表すのに対して、for は「方向」を表すということがよく言われます。例えば、I went to the theater. は「私はその劇場に行った」で、劇場に到達していることが前提の表現になりますが、I left for the theater. なら「私は劇場に向かって出発した」ということでしかなく、劇場に着いたかどうかはわからないということになります。

 give という動詞は「与える」ですね。「与える」ということは渡す相手が必ずいます。つまり与えるモノの到達は必然ということになります。

 ここから前置詞を考えると、for より to が好ましいということになります。

 これに対して、buyという動詞は「買う」ですね。「買う」のは常に相手を要するわけではありません。相手がいなくても、I bought a tie. は成り立つはずです。

 そしてネクタイを買ったときには、まだジョージには渡されていません。「これからジョージにあげるつもりでネクタイを買う」ということになります。このため for になるというわけです。

 「そんなに難しく考えなくても、for は目的を表すんだから、「ジョージのためにネクタイを買う」と考えれば for になるってわかるじゃん!」という声もありそうです。

 そういう人にぜひ考えてほしいのは、show という単語です。Show me the map. の me と the map を入れ替えた場合の前置詞は何でしょうか。

 「私のためにその地図を見せて」と考えて、Show the map for me. と言えるかというと実はあまり好ましくなく、Show the map to me. の方がよいということになります。

 これは、show(示す)という動詞が示す相手を前提としているからです。つまり、到達点があることを前提としているというわけです。それで for よりも to がよいということになるというわけです。

 ところで read は相手を必要とするわけではなく、一人でできる動作ですが、Read me the letter. の me と the letter をひっくり返すと、Read the letter to me. となります。

 また、ask は May I ask you a favor? が May I ask a favor of you? のように、 you と a favor の位置を逆転させると of という前置詞が出てきます。

 こんなところにもまた面白い意識が隠れているのですが、ずいぶんと長くなってしまいますので、これらについてはそのうちメルマガ版「澄みわたる英語」 で取り上げるということでお許し下さい。

 ちょっとは理解が深まったでしょうか。

※ 理解が深まったと思われましたら、下記の図柄をクリックして下さいね。


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 大学受験IRL の塾長、岩田が高校生の心のケアの気付きを記した

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      発行 大学受験IRL   朝香 豊

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コメント

No title

ペットブログで、英会話つきのブログからの訪問です。
こちらは わかりやすい解説がついていて、いいですね。
これからも頑張って、英語オンチの日本人をなくしてください。
私も 少しくらいは お役に立ちたいと思っています。

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