sport 

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sport

 sport といえば、「スポーツ」の意味だと普通は思いますよね。

 ところが、日本語の「スポーツ」と sport では、少しだけですが、違いがあるのです。

 この単語、実はもともとは disport だったというのはご存知ですか。いつのまにか di が落っこちて sport となりました。

 では disport とはどういう意味でしょうか。

 dis は dislike なんかにも使われますが、「離れる」ことを意味します。dislike は「好きから離れる」で「嫌う」という感じだと思えばいいですね。

 port は「運ぶ」です。portable(持ち運びできる)という単語はもはや日本語だと思っていましたが、最近はどうも雲行きが怪しいです。ポータブルな商品が当たり前になってきて、逆にポータブルという言葉を使わなくなってきたので、若い人の中にはピンと来ないという人もいるようです。

 そんな人はモバイル・ナンバー・ポータビリティのポータビリティを頭に置いて下さい。携帯電話の番号を「持ち運びできること」ですね。

 港を port というのも物流の拠点だからですし、import は「中に運ぶ」で「輸入」、export は「外に運ぶ」で「輸出」です。

 ちょっと脱線しましたが、disport はそのまま読めば、「離して運ぶ」です。

 ところで何をどこから「離して運ぶ」のかというと、「自分を日常から離して運ぶ」のです。

 ここから、日頃のことを忘れて「娯楽のために浮かれて騒ぐ」というのが sport のもともとの意味です。

 この「娯楽」「戯れ」系の意味は、いくぶん古い感じも与えるようですが、現代でもまだ用いられています。

 kill animals for sport といえば、「戯れで動物を殺す」ということです。

 このつながりで、釣りやハンティングのことを sport と呼ぶようになったわけです。

 さらに、その延長線上で戸外で娯楽のために体を動かすことも sport と呼ぶようになり、やがては競技のために体を動かすことも sport というようになってきたようです。

 私たちは釣りとかハンティングのようなものは「スポーツ」の意味ではなかなかとれないと思いますが、もともとの意味からすると普通の「スポーツ」よりもこちらの方が、実は sport の源流に近いものだと思って下さい。

 sport についても、もう少し書きたいことがありますが、これについてはメルマガ版「澄みわたる英語」でそのうち取り上げますね。

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      発行 大学受験IRL   朝香 豊

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コメント

No title

明香さん、こんばんは。
語源シリーズ、これも面白いですね。
スポーツに否定語がついていたとは・・・・まったく知りませんでした。
ポータブルもポケッタブルも私はイメージできますよ。
最近はユビキュタスにウエアラブルとか、いろいろありますね。
最後はin(つまり埋め込まれる)ことになるのですかね。

No title

かずおさん
 コメント、ありがとうございます!
 ユビキタスにウエアラブルですか。なるほど!
 そういえば、ネクタイがキーボードにもなるとかいう仕様の、ウエアラブルコンピューターなんてのも、あるようです。
 ところで、ユビキタスって変な言葉ですよね。神の遍在性を説明するルター派の神学用語の ubiquity が元になっているそうです。難しいはずですね。
 ところで、ユビキタスという言葉はかなり間違った形で日本語に入ってしまったようです。ユビキタスは「偏在する」という意味なので、ユビキタス・コンピュータなら、どこに行ってもコンピューターが存在するということですから、可能なのですが、ユビキタス・ソサイエティなんて使うと、社会がどこに行っても存在するという意味になってしまうわけで、問題ありのようです。
 さて、30年経ったら、ポータブルという言葉が衰え、インプランタブルなんて言葉がよく使う日本語になっているのかもしれません。インプランタブルには生理的な嫌悪を感じる私は、旧世代の人間なのかな。

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