pay 

 ご訪問、ありがとうございます! 応援のクリックをいただけると励みになります。どうかよろしくお願いいたします。

     にほんブログ村 英語ブログ 英語講師・教師へ  人気ブログランキング
  


pay

 pay に「支払う」の意味があるのは問題ないと思いますが、案外と目的語などのことは気に留めていない人も多いのではないでしょうか。

 以下の英文の正否がわかるでしょうか。
  1) He paid two dollars. (彼は2ドル払った)
  2) I paid the debt. (私は借金を払った)
  3) I paid the grocer. (私は食料雑貨店の勘定を払った)
  4) She paid her daughter to wash the dishes. (彼女は娘にお金を払って皿洗いをしてもらった)
  5) I’ll pay you the money. (あなたにそのお金を払いますよ)

 目的語を見ると、1) は「金額」、2) は「支払いの元となるもの」、3) は「支払いの相手」、4) も「支払いの相手」ですが、その後に to 不定詞がついた形、5) は「支払いの相手」と「お金」の両方を目的語にとっているものということになります。

 どれが正しく、どれが間違っているでしょうか。

 迷わせるような言い方で、大変失礼しました。実は上記の文はいずれも正しい使い方で、いずれも問題ありません。

 3) や 4) のような使い方に抵抗を感じられる方もいるようなので、敢えて取り上げた次第です。

 さて、pay の中心的な意味は、「人が人に対価を支払う」ということですが、比喩的な使い方として、「労働などが人に対価を支払う」という使い方もするようになりました。

 つまり、I paid ten thousand yen. といえば、「私は(他の人に)1万円を(対価として)支払った」ですが、The part-time job pays 980 yen an hour. 「そのアルバイトは(働く人に)1時間につき980円を(対価として)支払う」ということになります。

 「人が人に対価を支払う」の比喩として「労働などが人に対価を支払う」という関係で使われていることを、再度確認して下さい。「人」以外の主語も OK です。

 さて「支払うもの」として意識されるものといえば、もちろんまずは「お金」ですが、対価となりうるものであれば実際には広く使われるようになっています。

 例えば、Everyday exercise will pay you good health. といえば、「毎日の運動はあなたに(対価として)健康をもたらすよ」ということですが、対価が「健康」であっても構まわないというわけです。

 では、Everyday exercise will pay. というと、どんな意味になるでしょうか。先ほどの文が途中で終わっているタイプだととらえてもらえばよいのですが、「毎日の運動は対価となるものをもたらすよ」という感じで、「毎日の運動は利益になるのだよ」ととればよいのかなと、理解できるのではないでしょうか。これがよく「割にあう」という意味で伝えられる pay です。

 ぱっと見では「支払う」と逆方向に見える意味でもありますから、抵抗を感じるのも理解できるのですが、以上のような経緯を辿ってみると、案外とつながっているのだなあと感じてもらえるのではないでしょうか。

 ちなみにこの意味の場合に Everyday exercise will pay *you*. のようにして、「人」を目的語にとっても構いません。

 さて pay は「対価を支払う」の「対価」の意識が薄れた感じで、注意や敬意などの精神的なものを払う感じでも使います。よくみかける pay attention to ~ (~に注意を払う)なんかがこの仲間ですが、「~に敬意を払う」という意味で、pay honor to ~ とか pay respect to ~ というような使い方もできます。

 pay a visit to ~(~を訪問する)も、この延長線上で考えてくださいね。



  もっと充実した内容が メルマガ版「澄みわたる英語」に掲載されています。ぜひ、ご購読下さい。


※ この記事が役に立ったと思われましたら、クリックして下さいね。

     にほんブログ村 英語ブログ 英語講師・教師へ  人気ブログランキング
  


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 大学受験IRL の塾長、岩田が高校生の心のケアの気付きを記した

 ブログ「ココロの引出し、アタマの引出し」もよろしく!

      発行 大学受験IRL   朝香 豊

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

関連記事

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://irleigo.blog105.fc2.com/tb.php/29-2d17dac3