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 He is very married. って、どんな意味かわかりますか。「彼はとっても結婚している」だから、3回とか4回とか結婚しているようなベテラン(?)のことだと思ってしまう人もいそうですよね。(笑)

 残念ながら、実際にはそのような意味ではありません。

 ところで話は飛びますが、ネット上で買い物をする場合に、クレジットカードの決済を求められたりすることがありますが、こういう時に verify とか verification といった単語を見たことはないでしょうか。

 verify というのは「正確さを確かめる」とか「立証する」という意味で、ネット決済で使っている場合には、クレジットカードが偽物ではないということを確かめるというような意味合いだと考えればよいかと思います。Experiments verified his theory. といえば、「実験が彼の理論の正しさを立証した」→「実験によって、彼の理論の正しさが立証された」という感じです。verification はこの verify の名詞形です。

 verify の fy は factory(作るところ→工場)とか fake (作る→偽造する)などと語源が同じで、「作る」ということを意味しています。gratify(喜びを作る→喜ばせる)とか、beautify (美しさを作る→美しくする)とか、justify(正当さを作る→正当化する)とかと同じですね。

 ということは verify が「立証する」であるとすれば、veri はどんな意味だと考えればよいでしょうか。「真実」のような意味であればよさそうですね。

 そういえば、陪審員の「評決」のことを verdict と言いますが、この verdict も ver(真実)+ dict(言葉 ← dictionary のdict)からできている単語です。

 ハーバード大学の校章には veritas と書かれていますが、この veritas はラテン語で「真理」を表す言葉です。ハーバード大学の校章は こちら から確認できます。

 こういうことを辿ってみると、very という単語はもともとは「とても」というよりは「まさしく」といった方がより適切な言葉だったということがわかります。そして、このような雰囲気で今でも使うことができるわけです。the very book で「まさしくその本」の意味になるというのは、記憶にある人も多いと思います。

 また、「まさしく面白い」→「とっても面白い」、「まさしく美しい」→「とっても美しい」のように考えてみれば、この2つの言葉の意味が決して離れたものではないということがわかると思います。

 「very は副詞として使う時には「とても」の意味で、形容詞として使う時には「まさに」である」というようなことを機械的に教えてしまうことが通常の授業では多いのではないかと思いますが、根っこを辿ってみるとこのあたりには共通した意識が働いているわけで、このあたりを大切にした方がより本質的で応用性が高いことがわかるかと思います。そして時には副詞として very を使っている時でも「とても」より「まさしく」の方がピッタリすることがあるわけです。

 ここまで来ると冒頭の He is very married. の意味がどんなものかはおわかりになるのではないかと思います。「彼は本物の結婚をしている」→「彼は真っ当な結婚生活を送っている」のような感じでとればよいのかなと思います。

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