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address

 address というとどんな意味が頭に浮かぶでしょうか。「住所」は浮かぶと思いますが、他はどうでしょうか。

 address は ad + dress のように分けて考えることができそうですが、まず ad の部分は advance(前進する)の ad と同じで「~へ向かう」という感じだと思って下さい。では dress の部分ですが、実は direct と語源的にはつながっておりまして、「まっすぐに」とか「直接に」という感じらしいです。「正装」の dress も「場の格式にまっすぐ向けられた衣服」のようなイメージがもともとあったようです。dress と direct …言われてみると似てなくもないですね。

 やや脱線しましたが、address のおおもとの意味合いは、「直接に向ける」というものであり、そこから「相手に向かって直接話しかける」という意味に展開したようです。確かに今日でも「直接話しかける」という意味で用いることもあります。

 そうするとなぜ「住所」を address というかといえば、「話しかける先」のイメージから「宛先」のような意味に変化し、それが「住所」という感じになったと考えると、理解できるのではないかと思います。こうして考えると、メールの「アドレス」というのは、「住所」から発展したかのようにも思えるわけですが、「相手に向ける」というイメージでは「住所」よりも近いものがあり、むしろもともとのイメージに近い使い方に少し戻ったもののようにとらえることもできるのではないかと思います。

 address には「演説する」の意味があるなんて初めて知ったときにはたまげたものですが、この意味も実は「住所」より元のイメージに近いものですね。単純に「直接話しかける」という意味合いの延長で考えればよいからです。

 address にはさらに「申し入れる」なんて意味もあります。これも「直接話を持ちかける」意味合いでとれば、理解しやすいところだと思います。

 address には「(ものごとに)取り組む」なんて意味もあります。これも「(ものごとに)まっすぐに向かう」というイメージでとれば、案外と頭に入りやすい意味ではないかと思います。大学受験用の単語集などでは軽視されている意味ですが、入試で考えても意外に重要な意味ですので、よく覚えておいて下さい。

 というわけで、address という単語は「直接に向ける」というのが語源としての根底にあり、それから「直接に話しかける」→「直接話を持ちかける」(申し入れる)とか、「直接に話しかける」→「演説する」という意味合いが出てきたと、まずはご理解下さい。

 また、「直接に向ける」→「宛先」→「住所」とか、「直接に向ける」→「取り組む」という流れも意識しておきたいところです。

 なお、語源をベースにして理解すると、address の d が2つつながるということにも理解が進むようになりますね。ad + dress なので d が2つなんだと思って下さい。

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【お薦め本のご紹介】  「質問のルール」(木戸一敏著 明日香出版)

 以前に「みとめの3原則」をご紹介させていただいたことがあったかと思いますが、あの本の著者の木戸一敏さんがお書きになった本です。「みとめの3原則」については私の周りの人たちの反応もよく、ご紹介できてよかったと思っています。

  今回のこの本は、口下手だから話の輪の中に入るのは苦手だというような意識を持たれている方に、特にお薦めしたい本です。

 人間関係を良好にし、仕事の成果にも直結するような質問のルールを、様々なノウハウの形でわかりやすくまとめてくれています。小難しいことは何も書いてありません。とても読みやすいです。

 読みやすい本ですから、この本をさらさらと読み流すこともできてしまうのですが、この本を軽く読み流してはいけないんじゃないかと、読みながら思いました。

 一見すると舌先三寸のテクニックとして「質問のルール」が書かれているように見えるのですが、「質問」という側面を通じて、自分自身の人としてのありようを問うている本のように思いました。

 またそれぞれのルールを意識的に使ってみようとして、使ったルールにチェックを入れ、使っていないルールをつぶしていくくらいの気持ちが大切なのかもしれません。

 軽く読み流して終わりにするのではなく、それぞれのルールを身の回りの誰に対する質問に使ってみるのがよいかと考え、身近な人から実践してみようと思いました。

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コメント

No title

>ad + dress なので d が2つ
こうやって覚えておけるのは素晴らしいですね!ただの暗記だとウッカリミスをしやすい場所ですし…
私がよく行く南の島には住所の概念がありませんが、そういえば彼らには dress もあんまり必用ないか、と、妙なところで感心した私です(汗
PS armchair traveler というのは、考えてみれば贅沢な時間の使い方かもしれませんね(^^)

No title

恥ずかしながら、この単語、いつもスペルが??となるのです。
宛先不明の郵便物が届いた時に、not known at this addressと書いて差し戻したりするのですが、その時たまにつまづきます(笑)
こういう風に解釈すると間違えなくてよいですね。勉強になりました。

No title

うろこさん、kazraasch さん、いつもありがとうございます!
address の綴りになかなか慣れない方って多いようですね。お二人から揃って評価してもらえるとは、嬉しい限りです!

No title

ASAKAさん、こんにちは!
address は ad と dress に因数分解しないといけないんですね。(笑)
ところで、ご紹介いただいた「質問のルール」、とても面白そうです。是非読んでみたいと思います。

はじめまして。(^^)/

うろこさんの所からやってきました。
英単熟語やイディオムを覚えるための「ツボ」を本当ーに分かりやすく書かれていて、感動いたしました。
早速、私の別ブログの方で紹介させていただきました。

澄みわたる英語 - 英語ブログ探検隊
http://eigo.way-nifty.com/blog/2009/07/sumiwataru.html

それでは、これからもご活躍を期待しております。
また寄らせていただきます!m(__)m

No title

いつもスペルを忘れて、いまだに書く度に辞書を引いている苦手な単語です。(笑)今は住所のことをaddress、メールのほうは,mail addressと言っているけど、そのうち逆になって、メールの方がaddress、住所の方をhome addressとかなんとかいうようになるかもしれませんね!

No title

Nemo さん、ありがとうございます!
「因数分解」ときましたか(笑)
「質問のルール」にもコメント頂き、ありががとうございました!

No title

Super源さん、ありがとうございます!
弊ブログをご紹介頂けるなんて、感激です!
しかもこんなに褒めて頂き、言葉もありません。
Super源さんのブログというと、「ダジャレで覚える英単語」というイメージがあったのですが、別ブログもお持ちなんですね。今後ともよろしくお願いいたします。

No title

ぱすたさん、コメントありがとうございます!
英語では既に address だけで「メアド」のことを指すことも珍しくなくなっていますから、「住所」と「メアド」は英語で今後どうなっていくのかは、確かに面白いですね。

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