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earth (1) 

earth

 earth と聞くと、「地球」が浮かぶのが自然だと思いますし、現在用いられている意味で最も頻繁に使うのももちろん「地球」です。

 それでも、元々は「地面」とか「土」のことを言ったものだということをおさえておきたいです。

 earth に似たような言葉に land があります。現代ではそれほど強くは意識されていないようには思いますが、 land が sea と対比して使われた言葉であるのに対して、 earth は sky と対比して使われた言葉だったようです。つまり「海」に対する「大地」が land であるのに対して、「空」に対する「大地」が earth だったということです。大地が丸いということがわかった時に earth が「地球」を表す言葉になったのは、宇宙空間につながる「空」との対比を意識する分、land よりも適していたということが関係していたのではないかと思います。

 earthquake が「地震」だというのは、earth が「地面」で quake が「揺れる」だと知っていると、わかりやすいですね。

 冷蔵庫などの電化製品で「アース」と呼ばれる銅線をつけたりしますが、これは漏電した時に余計な電気を地面に逃がして感電を防止するためのものです。この場合の「アース」は地面につなげることを意識している言葉ですね。ちなみに、この「アース」はアメリカでは ground というようです。イギリスでは earth でよいです。

 では、次の文はどのような意味でしょうか。A mass of earth and sand hit his house. earth が「土」で sand が「砂」ですから、「大量の土砂が彼の家を襲った」という感じです。決して「ひとかたまりの地球と砂」なんてやらないでくださいね。

 「地球」という意味で使う場合、この世で唯一のものですから、固有名詞扱いをして Earth と書いてもいいですが、元々が「地面」ですから、普通名詞意識で考えて the earth と書いてもいいです。普通名詞の時につく the が固有名詞の時にもついてしまって、the Earth となる場合もあります。

 では、Earth と the earth の間に意識の違いがないのかというと実はあって、宇宙空間の中で惑星として意識される時には、固有名詞扱いの Earth が使われるのが普通です。火星 (Mars) とか木星 (Jupiter) なども固有名詞であることを考えれば、比較的理解しやすいのではないでしょうか。

 これに対して、宇宙空間を意識せずに人間の生活圏としての「地上」を意識する時には the earth を使うのが普通です。もともとの「地面」の意識の延長線上で考えているということですね。

 こうした微妙な違いにも、合理的な意識が働いているというのは、面白いとは思いませんか。



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      発行 大学受験IRL   朝香 豊


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