grow 

 grow

 grow というと、頭に浮かびやすいのは、主語が自ら変化するという「自動詞」の使い方で、「(主語のものが)大きくなる」とか「(主語のものが)増える」とか、そんなイメージが頭に浮かびます。

 他者を動かすという他動詞の使い方で「(作物を)栽培する」とか「(爪や髪の毛を)伸ばす」という意味もありますが、こちらにおいてもやはり、「大きくなる」とか「増える」というイメージは相変わらずあるといってよいでしょう。

 この語は元々植物が生長するというイメージから起こった語で、grass(草/芝生)とか green(緑)なんかも同じ語源だよといわれると、そんな気がしてくるんじゃないかと思います。green は草の色から来たんですね。こんなことをちょっと記憶の片隅に置いておくと、「草」の意味の「グラス」が grass だったか glass だったか悩むこともなくなりますね。

 ところで、植物が生長する様は、「大きくなる」というイメージだけでなく、「少しずつ変化する」というイメージも持つことができるかもしれません。実際、こんな意識の持ち方も英語の grow にはあって、「大きくなる」とか「増える」とは関わらない意味も発達してきているのですが、このことは案外と見落としてしまいがちです。

 例えば、He grew pale. といえば、「彼は徐々に青ざめた」という感じですし、She grew tired of waiting for his answer. といえば、「彼女は彼の返事をだんだん待ちくたびれるようになった」という意味です。

 このように「大きくなる」とか「増える」というイメージとはつながらず、時間的な経過を意識しながら「少しずつ変化する」というイメージで考えた方がいい grow もあるということを、ぜひ頭に留めておくようにしてください。


(編集後記)
 「カリヨン子どもセンター」というところがあります。いじめや虐待などで逃げ場を失った子供たちが逃げ込める駆け込み寺のようなところです。

 児童相談所の一時保護所だけでは子どもの受け入れに限界があり、弁護士会の子どもの人権救済窓口とか地域の子ども電話相談などに子どもからの緊急を要するSOSが入った場合に、すぐに紹介できる引き受け場所として設立されました。

 東京弁護士会所属の坪井節子さんは、問題を抱える子供の弁護活動に日頃あたりながら、なかなか子供たちを救ってやれない無力感を感じてきたそうです。そんな中で「子供たちが逃げ込める子供シェルターがあったらなあ」という思いを抱いてきたそうです。

 そのようなシェルターがあるという設定の劇ならできるぞということで、このような劇を作る作業に取りかかり、そして実際に公演してみるととても大きな反響があり、こうしたシェルターを実際に誕生させることにつながりました。

 この坪井節子さんが、この感動の経緯をお話しされる講演会が8月1日にあります。

 お時間があるようでしたら、ぜひご参加ください。

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      何もできなくてごめんね。
    でも、あなたに、生きていてほしい…

       ●坪井節子さん講演●
「あの日、いっしょの夢を見た」
      ~劇から生まれた、子どもシェルター~

日時/2007年8月1日(水)13時30分~15時
会場/神奈川県立青少年センターホール
    (JR桜木町駅徒歩10分)
参加費/2000円(前売り・当日とも)
詳細/http://plaza.rakuten.co.jp/kamewasa/4006
申し込み/http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P89641914
問い合わせ/enkyoren@cronos.ocn.ne.jp (演教連)
演教連ホームページ/http://www4.ocn.ne.jp/~enkyoren/
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