~にかかわらず 

 「~にもかかわらず」という表現というと、どんなものが浮かぶでしょうか。

 in spite of とか despite とか regardless of とかが浮かんでくれたらと思います。

 ところで、in spite of と despite については、ネイティブの人も両方の言い方を混乱して despite of なんて言うこともあるくらいですから、そのニュアンス的な違いを気にすることもなく、ほぼ同じ意味だと思っていいと思います。

 「~にもかかわらず」というと、世の中の普通の流れに逆らうような感じが浮かぶのが普通だと思います。

 We went out for a drive in spite of the bad weather. (悪天候にも関わらず、私たちはドライブに出掛けた)などにはそんな雰囲気がよく出ていますね。

 ですが、regardless of はこうした普通の 「~にもかかわらず」とはちょっと違う雰囲気の言葉です。

 regard A as B という大切な表現がありますね。「A を B とみなす」と、よく熟語集に書かれていますが、「みなす」を「考える」に変えて「A を B と考える」と言っても同じような感じですよね。

 何が言いたいかというと、regardless というのは regard + less ということで、「考える」ことが「ない」という成り立ちになっています。つまり、regardless of ~ というのは、そのまま文字通り読めば「~について考えないで」という意味になります。「~がよいものだろうが悪いものだろうが、そんなことには関係なく」とか、「~が面白かろうがつまならろうが、そんなことには関係なく」とか、そんな感じで、「~がどんなものであれ、それに影響されることなく」というのが regardless of ~ の意味です。

 では、以下の空欄を埋めるのに、適切なのは in spite of でしょうか、それとも regardless of でしょうか。

 We'll go out for a drive ( ) of the weather.

 さっきの例文とよく似ていますが、ちょっとだけ違いますね。

 将来の天気は今の段階ではわからないでしょうから、「天気が晴れようとも雨になろうとも、そんなこととは関わりなく」というニュアンスでとればよいということになります。ということは、regardless of が適しているということになりますね。

 個人的には regardless of は「にもかかわらず」ではなく、「にかかわらず」(「も」抜き)だと思ってくれればと思っています。(^_^)v
 
 さて、 「にもかかわらず」に関するさらなる話はメルマガ版「澄みわたる英語」 でそのうち扱わせてください。無料ですので、よければ購読してみてくださいね!

※ 知識が増えたと思われましたら、下記の図柄をクリックして下さい。

 にほんブログ村 英語ブログ 英語講師・教師へ  人気ブログランキング


 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 大学受験IRL の塾長、岩田が高校生の心のケアの気付きを記した

 ブログ「ココロの引出し、アタマの引出し」もよろしく!

      発行 大学受験IRL   朝香 豊

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

関連記事

コメント

No title

「も抜き」、これは澄み渡った解説。覚えやすい表現ですね!生徒さんたちに、どんどん regardless of な気持ちで試してみたい、やりぬきたい、頑張りたいものが見つかることを祈っておりまっす♪

No title

なるほど、あまり気にしたことがありませんでしたが、言われてみると確かに若干ニュアンスが違うんですね。勉強になりました。応援ポチ。

No title

うろこさん、ありがとうございます!
うろこさんも日々の感情の揺れなどとは regardless of で、いつも明るく楽しいブログを作っていらっしゃいますね。
ホント、尊敬しています!

No title

けんさん、ありがとうございます!
日本で普通に教育を受けて、ただ「覚えろ」ということになると、違いに気付かない方が普通なんじゃないかなと思います。いつもありがとうございます!

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://irleigo.blog105.fc2.com/tb.php/177-a3d2e135