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パン屋 

 パン屋

 「パン屋さんに行ってきて!」という時の「パン屋」って、英語では何といえばよいでしょう。

 「パン屋 は baker でしょ!」って思った人もいるかと思いますが、この場合はちょっと違っています。

 「~するもの」とか「する人」を表す場合に語尾に er をつけることが多いというのはよく知られていますね。

 bake は「焼く」ですから、「焼く人」とか「焼くもの」が baker ということになります。

 ということは、baker が「パン屋」を表す場合があるといっても、それは「ひと」を表しているのであって、「パン屋さんに行ってきて!」という言葉で表されているような「場所」を表す表現ではないということです。

 bakery という単語が頭に浮かんだ人もいるでしょう。もちろん bakery というのが間違っているということではありませんが、ニュアンス的には「パン屋さん」的な親しみのある言葉とはちょっと違う感じです。

 語尾に ry がつくものの中には「製造所」とか「保管場所」を表すものがいくつかありますが、bakery はその中の一つです。

 食料品などを保管しておくための小部屋や棚のことを pantry(パントリー)ということがあるのをご存知の方もいると思いますが、あれは「パンを貯蔵しておく場所」というところから来た表現です。

 「財務省」のことを Treasury と言いますが、これも「財宝 (treasure) の保管場所」のイメージからついた言葉です。

 pantry にしても Treasury にしても、親しみを込めて表現する言い方ではなく、客観的な場所を表す表現ですよね。

 そういうイメージが働いてくると、bakery というのは「パン屋さん」というよりは「パン製造所」という感じなんだということがわかります。

 では「パン屋さん」に相当するような親しみのある言い方は何かといえば、baker’s です。「パン屋さんのお店」を頭に置いた表現です。

 「おじさんの家」を親しみを込めていう場合に「おじさん」に「ち」をくっつけて「おじさんち」といったりしますよね。もともとは「おじさんのおうち」と言っていたのが「おじさんち」に省略されたんだろうというのは容易に想像がつくと思います。

 それと同様の意識で、baker に ‘s をくっつけてbaker’s としているといえばわかりやすいでしょうか。

 さて、baker に関するさらなる話はメルマガ版「澄みわたる英語」 でそのうち扱わせてください。無料ですので、よければ購読してみてくださいね!

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コメント

昔道端の

昔、田舎の道端で「野菜即売所」を見つけ、とうもろこしを買ったら12本のところが13本入ってました。コーンでもやっぱりBaker's dozenというべきか・・・。

パン屋さんじゃなくても、パン、ケーキやクッキーを焼くのが得意な人がいると、焼くのは仕事じゃなくても、「She is a good baker」になりますよね。

さて、今日は聖パトリックデーで色々なものが緑になっています。運河は水が染められてるし、ビールには食緑たらして飲むし・・・v-22

No title

Penguin さん、ありがとうございます!

baker's dozen はかなり市民権のある表現なんですね。以前、かなり米国在住歴の長い方が知らなかったために、辞書に載っているほどは知られていない表現なのかなと勝手に思っていました。

baker は「パン屋」しか浮かばないと困ることもありますよね。人でない場合もありますし。

ところで、Saint Patrick と緑はどんな関係があるのですか?よければ教えてください。

No title

そういえば、とうもろこしの数え方ってearなんですよね。変な感じですが。

ええと、緑の理由は深く考えたことがなかったですが、聖パトリックはアイルランドの守護聖人で、アイルランドって緑のイメージの国(クローバーとか)だからではないでしょうか。参考にAer Lingusの機体の写真を貼り付けておきます。3つあるNYエリアの空港のどこかで確か昨年見かけました。

No title

Penguinさん、いつもありがとうございます!

an ear of corn は確かに面白い表現ですよね。稲やトウモロコシなどの穂のことを ear というところから来ているのでしょうね。acropolis で扱った acro なんかと語源的にはつながっていて、「先端」的なイメージから「穂」のことを ear と呼ぶようになったそうで、「耳」とは別語源のようです。
聖パトリックはアイルランドのイメージからなんですね。勉強になります。

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