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 2018年04月 

krypton 

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krypton

希ガス

 希ガス(不活性ガス)は軽い方からHe(ヘリウム)、Ne(ネオン)、Ar(アルゴン)、Kr(クリプトン)、Xe(キセノン)、Rn(ラドン)となりますね。私は「へんな(He)ねーちゃん(Ne)あーる日(Ar)暗いところで(Kr)キッスの(Xe)連続(Rn)」なんて感じで学生時代に覚えました。Xe(キセノン)をもっと過激にSexに変えたバージョンもあるようですね。品がないとは思いますが、人によってはこっちの方が覚えやすいかもしれません。

 ところでこうした希ガスが元素として発見されたのは、全般的にかなり遅いのはご存知ですか。これは希ガスが他の元素と反応することがほとんどないので、化学変化をベースに研究してもなかなか見つからなかったためです。

 例えば、kripton(クリプトン)が発見されたのは1898年のことですから、まだ発見されてから100年ちょっとしか経っていません。発見者のラムゼイとトラバースはギリシャ語で「隠されて」を意味するkriptonを元素名にしました。他の元素と反応することがほとんどなく、発見が難しかったので、隠されているように存在しているという意味合いでkriptonと名付けたわけです。

 そしてこんな逸話を知っていると覚えやすい単語がいろいろとあります。例えばcrypt(クリプト)は教会で遺体の安置に使われた「地下室」の意味です。遺体を隠して置いておくイメージから付いたのでしょう。undercroft(アンダークロフト)と呼ぶ場合もありますが、こちらも「under(下)+croft(隠されて←crypt)」→「地下の遺体安置室」というイメージで捉えると、わかりやすいかなと思います。

 cryptic(クリプティック)は「謎めいた」とか「理解しにくい」とか「秘密の」という意味です。本当の意味がわかりにくく隠されているイメージなのでしょう。

 cryptography(クリプトグラフィー)は「crypt(隠されて)+graphy(書き表したもの)」→「暗号文」「暗号解読法」「暗号作製法」の意味です。

encrypt(エンクリプト)だと「en(〜化する)+crypt(隠されて)」→「暗号化する」です。encryption(エンクリプション)だとencryptの名詞形ですから「暗号化」です。

 encryptが「暗号化する」なら、decrypt(デクリプト)は「de(出)+crypt(暗号)」→「暗号を解読する」です。decryption(デクリプトション)だとdecryptの名詞形ですから「暗号解読」です。

 crypto-coin(クリプトコイン)だと「暗号通貨」です。ビットコインなどは「仮想通貨」とも呼ばれますが、「暗号通貨」だとも言えます。暗号理論を用いて取引の安全性の確保と通貨発行の制御を行っているからです。crypto-currency(クリプトカレンスィー)とも呼びます。

Kryptonが存在自体が隠されているように思われたところから名付けられたということを一つ知ると、様々な単語を連鎖的に頭の中に入れることができますね。

 では復習です。以下の単語の意味を思い浮かべてみましょう。crypt、undercroft、cryptic、cryptography、encrypt、encryption、decrypt、decryption、crypto-coin、crypto-currencyです。

 正しく思い浮かべられなかった場合には、確認してみて下さいね。

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