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 2017年08月 

commit 

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commit

 今回はわかりにくい多義語のcommitを扱います。

 メルマガで一度扱ったことのある単語ですが、字数の関係で深くは扱っていませんでしたので、今回はその点を補います。
http://archives.mag2.com/0000235819/20160721070000000.html

 まずはcommitの語源から見てみましょう。

 mission(ミッション)といえば「派遣団」ですが、このmissionのmitとcommit(コミット)のmitは語源が同じで、「送る」というイメージです。commitのcomはcompleteのcomと同じで「完全」ですので、commitはcom(完全)+mit(送る)→「完全に送り込む」「完全に引き渡す」が元のイメージだということになります。

 この「完全に送り込む」「完全に引き渡す」という元のイメージとほとんど変わらない使い方は現在でもあります。例えば、commit him to prisonだと「彼を刑務所に送り込む」ですし、commit her to the hospitalだと「彼女をその病院に送り込む」です。commit the paper to the fireだと「その書類を火へと送り込む」→「その書類を焼却する」です。

 ではここから少しずつ応用に入ってみましょう。commit oneself to the movementだとどういう意味だと思いますか。「自分の身をその運動へと送り込む」→「その運動に身を投じる」ですね。commit oneself to taking responsibilityだとどういう意味だと思いますか。「自分自身を責任を負うところへと送り込む」→「自分が責任を負うと約束する」とか「自分が責任を負うと明言する」ですね。commit everything to memoryだとどういう意味になりそうでしょうか。「全てを記憶に送り込む」→「全てを記憶する」ですね。commit everything to himだとどういう意味になりそうでしょうか。「全てを彼に送り込む」(全てを彼に引き渡す)→「全てを彼に委ねる」です。

 「(いけないことを)する」のにもcommitはよく使われます。例えばcommit a crimeだと「犯罪を犯す」という意味になります。これはどう考えれば良いでしょうか。これは実はcommit a crime to oneselfのto oneselfの省略だったと考えてください。commit a crime to oneselfであれば「犯罪を自分の身に送り込む」→「自ら犯罪を犯す」になりますね。

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