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 2017年03月 

cricket 

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cricket

 cricketには大別して2つの意味があります。1つは「コオロギ」の意味で、もう1つは「クリケット」(野球の元になったスポーツで、主にイギリスと大英帝国の植民地だったところで広がったもの)の意味です。

 「クリケット」の意味と「コオロギ」の意味では語源が違っており、「コオロギ」の意味は鳴き声に由来するようです。そう言われてみると、「クリックリッ」のように聞こえないわけでもありませんね。「コオロギ」の鳴き声を忘れちゃったという人は、以下から確認して、無理やりにでも「クリックリッ」のように聞こえると思って、「cricket=コオロギ」を頭に入れてしまいましょう。



 なおbush cricketというと「キリギリス」、mole cricketというと「オケラ」です。これらについても「茂みにいることが多くて「クリックリッ」のように鳴く虫がbush cricket(キリギリス)、モグラ(mole)のように土の中に潜ることが多くて、「クリックリッ」のように鳴く虫がmole cricket(オケラ)だと理解すればよいでしょう。

 もう一つの意味の「クリケット」の方は「松葉杖」の意味を表すcrutchと語源が共通するのではないかと言われています。クリケットのバットは野球のバットとは違って板状のものなのですが、その見た目が杖っぽいところからこの名前がついたのでしょうか。それとも、野球のベースに相当するものが杖のように立てられていることからこの名前がついたのでしょうか。そのあたりは語源辞典を読んでもよくわからないですが、いずれにせよ「杖」的なところからこの名前になったようです。「crutch=松葉杖」を知らなかった人は、cricketを頼りに覚えてしまいたいものです。以下の画像を見ながら、「杖かぁ〜」と思いつつ、頭の中に入れてみてください。

クリケットのバット

クリケットのベース

クリケット

 さて、「クリケット」はイギリスにおいては紳士のスポーツとされ、そこからcricketに「フェアプレイ」の意味が付加されるようになりました。そこからnot cricketが「公正でない」「適正でない」という意味で使われることがあります。play cricketは文字どおり捉えれば「クリケットをやる」ということですが、時には「公明正大にふるまう」という意味になる場合もあります。これらは少し古い表現のようではありますが、頭の片隅に入れておいても損はないかと思います。

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persona 

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persona

 persona(パソウナ)は無理してカタカナ読みをすると「ペルソナ」になるように、演劇で役者が身につける「仮面」の意味がもともとのものです。それが転じて「(装っている)人格・役割」の意味でよく使います。外見上見せたいと願う「外面」の意味にもなります。cheerful personaならば「(表向きは)明るい人格・外面」ですし、humble personaならば「(表向きは)控え目な人格・外面」です。

 日本語で「仮面」というと「仮面夫婦」のように感情が希薄なものをイメージしがちですが、英語のpersonaは「外面的に示された特徴」を表すものとして意識しているというのは重大な違いではないかと思います。ここをよく意識しておきたいところです。

 personもこのpersonaから分かれてきた語で、「(役柄的な特徴を持った)人」のことを本来は意味します。現代では単に「個人」「人」の意味合いでも使いますが、LONGMANの英英辞典の定義の1番目には”a human being, especially considered as someone with their own particular character”と書かれています。「(役柄的な特徴を持った)人」という感じが近いニュアンス的に近いことがわかるでしょう。

 personalityが「個性」「人格」であるのも、personが「(役柄的な特徴を持った)人」であると理解すれば、その派生語としてイメージがつけやすくなるのではないかと思います。LONGMANの英英辞典の定義の1番目には”someone's character, especially the way they behave towards other people”となっており、やはり「外面」を意識した「個性」「人格」の意味だと理解できます。

 personable(パーソナブル)は「魅力的で愛想がいい」という意味になりますが、これも「person(外面)+able(できる)」→「外面をうまくできる」→「魅力的で愛想がいい」のような発想だと理解すればわかりやすいかと思います。

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