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 2016年09月 

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「ミリメートル」が「1,000分の1メートル」、「ミリリットル」が「1,000分の1リットル」のことだというのは大丈夫ですよね。このように「ミリ」は「1,000分の1」とか「1000」のことを意味します。「1,000分の1」と「1,000」ではまるで逆ではないかと言いたくなりますが、英語とかではこういうことはよくあります。「100年」のことを「センチュリー」と呼ぶ一方で、「100分の1ドル」を「1セント」と呼ぶのも、「セント」が「100」と「100分の1」の両方の意味を持っていることを表しています。

ミルフィーユ

さて、画像のお菓子のことを「ミルフィーユ」というのは知っていますよね。「ミルフィーユ」の「ミル」は「ミリメートル」の「ミリ」と語源が共通で1,000のことを表し、「フィーユ」は「葉っぱ」のことを表します。ミルフィーユを特徴づけるパイ生地が、葉っぱが何枚も重なっているように見えることから、「1,000枚の葉っぱ」→「ミルフィーユ」と名付けられたわけです。

ところで、会社などが保有する様々な有価証券類すべてのことをportfolio(ポートフォリオ)と言います。もちろん金融用語ですが、「国債を中心としたポートフォリオ」とか「株式を中心としたポートフォリオ」のような言い方は時々耳にすることがあるかと思います。あの「ポートフォリオ」の「フォリオ」は「ミルフィーユ」の「フィーユ」と語源が共通していて、「紙」のことを意味します。紙が重なっているのを葉っぱが重なっているのとイメージ的につないでいる表現です。

portfolio(ポートフォリオ)の「ポート」はportable(持ち運びできる)の「ポート」と同じで、「運ぶ」です。実はportfolioは「紙類を運ぶために使うかばん」の意味がもとなのです。「紙ばさみ」と言ってもよいですし、「書類かばん」と言ってもよいでしょう。このイメージから、「写真集」とか「作品集」の意味合いで使うこともあります。そしてこれを「運用する有価証券類をまとめたもの」というイメージで取ったのが、金融用語としてのportfolioであったというわけです。

そしてこのportfolioには意外な使い方として、「大臣職」の意味で使う場合もあります。ただこれも「書類を束ねる」イメージから連想すれば、想像がつくのではないかと思います。

「ミルフィーユ」→「千枚の葉っぱ」→「portfolio(紙類を運ぶもの)」のイメージをもとに、portfolioに①「紙ばさみ」「書類かばん」②「写真集」「作品集」③「保有する様々な有価証券類すべて」④「大臣職」の意味があるのを押さえておきたいものです。

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