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appropriate

 信頼社会の日本では、細かいことは専門家である相手に任せた方が、あれこれ事前の確認をきちっとするような手間をとるよりもいいということで、「適当」を相手に委ねるということが発達したようです。そのため、相手から委ねられていることをいいことに、自分の取り分を増やしたり、自分の労力を惜しんで手抜きしたりするような人も出てきました。日本語で「適当」というのは必ずしも「適切に当てている」という意味ばかりではなく、「テキトー」と書いた方がいいようないい加減な場合もあるのには、このような背景があるようです。日本語の「適当」とはどういう意味かと外国人に訊かれると、なかなか説明しづらいところですよね。

 さて、「適当な」という意味の英単語といえば、appropriate が浮かぶ人も多いかと思いますが、この appropriate もなかなか一筋縄でいかない点では、日本語の「適当」とよく似ています。といいますのは、英語の appropriate には「私物化する」「着服する」というような意味もあるからです。「私物化する」「着服する」という行為がとても「適当」なものだとは思えないですよね。まあ、日本でも相手から「適当」を委ねられているのをいいことにして、私物化したり着服したりするような奴もいるでしょうから、そういう連想を働かせると、こんな意味も頭に入りやすいかもしれません。まさに「テキトーに懐に入れる」イメージです。この意味は日本の中ではあまり知られていないんじゃないかと思いますが、案外とよく使う意味ですので、これを機会に頭に入れて下さい。

 では、appropriate がどうしてこんな意味も持っているのかについても、一応説明しておきます。(少々面倒ですから、読み飛ばしていただいても構いません。)

 appropriate という単語には prop という部分が途中にありますが、この prop というのは「財産」を意味する property と語源を同じにしています。語の先頭にある ap という部分は ad が変形した形で「〜へ向かう」という感じですから、appropriate → ap + property というイメージから「財産に向かう」というようなイメージの語だと考えた方がよいわけです。そのように考えれば、「財産に向かう」→「自分のものにする」→「私物化する」「着服する」というようなイメージとしてこの語が使われたとしても、違和感は少ないんじゃないかと思います。

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