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 2013年01月 

of 

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of

 今回は of という前置詞について、少しだけ考えてみましょう。

 of という前置詞は、元々は off と起源が同じです。言われてみれば、確かに似ていますね。

 off は当然「離れて」ということを意味し、「くっついて」を表す on と対をなしています。スイッチが入って回線がつながっているのが on であるのに対して、スイッチが切れて回線が離れているのが off ですね。of が off と起源が同じだったということは、of の根っこにも元々は「離れて」という意味合いがあったということが想像できるでしょう。

 さて、I'm proud of my son.(私は息子を誇りに思う)という文がありますね。現代的に考えれば of は「〜に関して」という意味を表し、このあたりをはっきりさせた訳にすると、「私は息子に関して誇りを感じている」のように考えればよいということになります。

 では、これを元々の「離れて」という意味合いで考えるとどうなるでしょうか。

 誇らしいと思う気持ち(proud)は、私の息子(my son)から飛び出してきたものだととらえてみて下さい。"proud ← my son" という感じです。この矢印(←)を of として書いていくと、"proud of my son" になるというわけです。

 現代的には、of にこのような「離れて」という意味を感じることはあまりないと思います。I'm proud of my son. にしても、of を「〜に関して」という意味だと考えているだけで十分だとは思います。ただ、そのような名残を意識しないとわかりにくい表現が、現代の英語の中に残っていることもあるのです。

 He's dependent on his parents. (彼は親に頼っている)という文がありますね。親に頼っている時には親にくっついているから、前置詞は on になると考えればよいです。では、「彼は親から独立している」という文を英語で書くと、どうなるでしょうか。He's independent of his parents. となるはずです。dependent(依存して)の時には on であった前置詞が、independent(独立して)になると of に変わるわけです。「依存」がくっつくイメージであるのに対して、「独立」は離れるイメージになるからです。

 このように、of にもともとは「離れて」という意味合いがあったということを知っておくと、時にはイディオムとされている表現を理解するのに役に立つことがあります。こんな知識も頭の片隅に置いておいて下さい。

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      発行 大学受験IRL   朝香 豊

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