air
air
air といえば真っ先に浮かぶのは「空気」ですが、他にもまだいろんな意味がありますね。
by air(空路で)などに示される、「空路」や「航空」の意味がありますが、これは当然「空気」から発想できるはずです。
on the air(放送中)などに示される「放送」も、空気中を電波が伝わっていくイメージで捉えられます。(日本語ではよく「オンエア」と言っていますが、英語では一般に on the air です。)
また「空気が読めない」という言い方もありますが、「空気」→「様子」「雰囲気」というのもおさえられやすいのではないでしょうか。
さらに「偉そうな様子である」というのは「偉そうな態度である」というのとほとんどかわらないことから考えれば、「様子」→「態度」も考えられるところでしょう。
そんな「態度」の中でも特別な態度のことを、普通の態度と区別して表現したのが airs (気取った態度)です。
このようにちょっと特殊な意味の場合に通常の意味と区別して複数形にして表現するということが英語ではよくあり、これを「分化複数」と呼んでいます。
意味が特別だと明示するために、普通の意味と区別して複数形にするということです。
「気取った」とか「偉そうな」といった、否定的でできれば口にしたくない言葉をわざわざつけなくても表現できるため、この表現は便利ですよね。
ではここで復習として、いくつか表現になれてみましょう。
have an air of mystery・・・謎の「空気」を持っている
→ 謎めいた様子をしている
with an air of sadness・・・悲しさという「空気」を伴って
→ 悲しそうな様子で
put on airs・・・「特別な意味の空気」を身につける
→「気取った態度」を身につける
→ 気取る
air の意味として、「空気」、「空路」「航空」、「放送」、「様子」「雰囲気」、「態度」はだいたい頭に入ったでしょうか。
airs は分化複数で、「気取った態度」ですね。
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発行 大学受験IRL 朝香 豊
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- [2007/11/09 01:29]
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