notwithstanding 

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notwithstanding

 withstandは「持ちこたえる」という意味ですが、この意味を理解するにはwithという前置詞のことをよく知る必要があります。

 現代的な用法ではwithは「〜と一緒に」という意味ですが、もともとのwithの意味合いは「〜と対決して」というような、対立的なニュアンスでした。こうした古典的な対立的なニュアンスは現代英語にも一部は残っていて、例えば「彼に腹を立てて」という場合のangry with himとか、「敵と戦う」という場合のfight with the enemyといった使い方にその名残を見ることができます。

 withstandに使われているwithもこの古典的なwithのニュアンスを残していて、「対決して(with)立っている(stand)」と考えると、イメージが湧きやすくなると思います。例えばwithstand hardshipsだと「困難と対決して立っている」→「困難に負けずに持ちこたえる」ですし、withstand the pressureだと「その圧力と対決して立っている」→「その圧力に屈することなく持ちこたえる」です。

 では、notwithstandingが「〜にも関わらず」という前置詞として使えるのはどう理解すればよいでしょうか。やや難しいかと思いますが、「(対決して立っているようにみえながら)対決できる力を持って立って(withstanding)はおらず(not)」→「〜にも関わらず」のように出来上がっていると考えてもらいたいです。例えばnotwithstanding their disapprovalだと「彼らの不賛成は(対決して立っているように見えながら、)対決できる力を持って(with)立っては(stand)おらず(not)」→「彼らの不賛成にも関わらず」です。不賛成の人がいれば成立する見込みは下がるはずですが、彼らが不賛成でも成立を阻止することができなかったということはありえますよね。この時にnotwithstanding their disapproval(彼らの不賛成が(成立に)対決する力を持って立っておらず)という表現を使うわけです。

 なお、時にはtheir disapproval notwithstandingという語順もあり、こちらでも同じ意味になります。こうなると、notwithstandingは「前置詞」ではなくて「後置詞」ではないかと言いたくなりますが、意味合い的にはtheir disapproval(彼らの不賛成)はnotwithstanding(立っていない)に対して主語的な役割であって、目的語的な役割ではないので、位置としてはこちらの方(notwithstandingよりも前の方)が筋が通っているとも言えるでしょう。文法に詳しい人だと、主語の残った分詞構文(独立分詞構文)の一種(weather permittingなどの仲間)だと考えると、納得しやすいかなとも思います。

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commit 

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commit

 今回はわかりにくい多義語のcommitを扱います。

 メルマガで一度扱ったことのある単語ですが、字数の関係で深くは扱っていませんでしたので、今回はその点を補います。
http://archives.mag2.com/0000235819/20160721070000000.html

 まずはcommitの語源から見てみましょう。

 mission(ミッション)といえば「派遣団」ですが、このmissionのmitとcommit(コミット)のmitは語源が同じで、「送る」というイメージです。commitのcomはcompleteのcomと同じで「完全」ですので、commitはcom(完全)+mit(送る)→「完全に送り込む」「完全に引き渡す」が元のイメージだということになります。

 この「完全に送り込む」「完全に引き渡す」という元のイメージとほとんど変わらない使い方は現在でもあります。例えば、commit him to prisonだと「彼を刑務所に送り込む」ですし、commit her to the hospitalだと「彼女をその病院に送り込む」です。commit the paper to the fireだと「その書類を火へと送り込む」→「その書類を焼却する」です。

 ではここから少しずつ応用に入ってみましょう。commit oneself to the movementだとどういう意味だと思いますか。「自分の身をその運動へと送り込む」→「その運動に身を投じる」ですね。commit oneself to taking responsibilityだとどういう意味だと思いますか。「自分自身を責任を負うところへと送り込む」→「自分が責任を負うと約束する」とか「自分が責任を負うと明言する」ですね。commit everything to memoryだとどういう意味になりそうでしょうか。「全てを記憶に送り込む」→「全てを記憶する」ですね。commit everything to himだとどういう意味になりそうでしょうか。「全てを彼に送り込む」(全てを彼に引き渡す)→「全てを彼に委ねる」です。

 「(いけないことを)する」のにもcommitはよく使われます。例えばcommit a crimeだと「犯罪を犯す」という意味になります。これはどう考えれば良いでしょうか。これは実はcommit a crime to oneselfのto oneselfの省略だったと考えてください。commit a crime to oneselfであれば「犯罪を自分の身に送り込む」→「自ら犯罪を犯す」になりますね。

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derive 

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derive

 「脱線する」をderail(ディレイル)といいます。derailはde+railで、「レールから外れる」という感じからできています。つまりdeには「外れる」とか「外へ」という意味があるということになります。

 derive(ディライブ)のdeも同様で「外へ」というような意味合いがあります。deriveのriveはriver(リバー)、つまり「川」のことですから、deriveに対しては用水路を作って川から水を外へ引っぱってきていると考えてみてください。その引っぱってきた水は元の川から「由来する」ものだといえますが、この「由来する」がderiveの意味です。すなわち、「derive=de(外へ)+rive(川)=元の川から引っぱり出してきている」という感じです。derive from Aで「Aから引水する」→「Aから由来する」と発想してください。例えば、derive from Latinだと「ラテン語から引水する」→「ラテン語から由来する」ということになります。

 「金融派生商品」のことをderivative(デリバティブ)といいますが、derivativeは「由来物」→「派生物」の意味合いです。実は微分の「導関数」のこともderivativeといいますが、これも元の関数から「派生したもの」だと言えるでしょう。(なお、「金融派生商品」というのは、実物的な商品から派生してできた金融商品のことです。例えば株式は実物的な商品だとも言えますが、株価指数は単に株式の平均値を表すだけであって、本来的には商品ではないですね。しかしながら、将来のある時点で株価指数がいくつになるかというのは、強気の見方と弱気の見方がぶつかりあうことで商品的に取引可能となります。このように、本来的には商品ではないけれども、商品的に取引可能となる金融商品のことを「金融派生商品」と言います。)

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area 

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area

 「areaの意味はわかりますか?」と尋ねたとしたら、「バカにするな」と怒られそうです。「areaの意味は「エリア」とか「領域」だろ」っていう答えが返ってくると思いますし、もちろんそれでも正解です。 no-smoking areaであれば「禁煙エリア」ですし、storage areaであれば「保管区域」とか「記憶領域」ですし、problem areaであれば「問題領域」です。でも「エリア」とか「領域」だけではちょっと足りない場合もあるのです。

 What’s the area of this park? はどういう意味だと思いますか。「この公園のエリアは何ですか」→「この公園はどの地区に属していますか?」のように考えたくなるかもしれませんが、そういう意味ではありません。「この公園の面積はどれだけですか」という意味です。つまり、areaには「面積」の意味合いもあるわけです。

 これは「領域」の意味合いが「領域の広さ」=「面積」の意味合いに拡張されて使われるようになっていると考えればよいかと思います。例えば数学の問題で「2つの曲線で囲まれた部分の領域を求めよ」となっていたら、それは「2つの曲線で囲まれた部分の領域の広さを求めよ」という意味で捉えられますよね。そんなイメージでよいかと思います。

 慣れるために、以下の意味を言ってみてください。
 ① calculate the area of the triangle
 ② estimate the area of the circle
 ③ equal to the area of the region

 ①が「その三角形の面積を計算する」、②が「その円の面積を見積もる」、③が「その地域の面積に等しい」ですね。

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cricket 

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cricket

 cricketには大別して2つの意味があります。1つは「コオロギ」の意味で、もう1つは「クリケット」(野球の元になったスポーツで、主にイギリスと大英帝国の植民地だったところで広がったもの)の意味です。

 「クリケット」の意味と「コオロギ」の意味では語源が違っており、「コオロギ」の意味は鳴き声に由来するようです。そう言われてみると、「クリックリッ」のように聞こえないわけでもありませんね。「コオロギ」の鳴き声を忘れちゃったという人は、以下から確認して、無理やりにでも「クリックリッ」のように聞こえると思って、「cricket=コオロギ」を頭に入れてしまいましょう。



 なおbush cricketというと「キリギリス」、mole cricketというと「オケラ」です。これらについても「茂みにいることが多くて「クリックリッ」のように鳴く虫がbush cricket(キリギリス)、モグラ(mole)のように土の中に潜ることが多くて、「クリックリッ」のように鳴く虫がmole cricket(オケラ)だと理解すればよいでしょう。

 もう一つの意味の「クリケット」の方は「松葉杖」の意味を表すcrutchと語源が共通するのではないかと言われています。クリケットのバットは野球のバットとは違って板状のものなのですが、その見た目が杖っぽいところからこの名前がついたのでしょうか。それとも、野球のベースに相当するものが杖のように立てられていることからこの名前がついたのでしょうか。そのあたりは語源辞典を読んでもよくわからないですが、いずれにせよ「杖」的なところからこの名前になったようです。「crutch=松葉杖」を知らなかった人は、cricketを頼りに覚えてしまいたいものです。以下の画像を見ながら、「杖かぁ〜」と思いつつ、頭の中に入れてみてください。

クリケットのバット

クリケットのベース

クリケット

 さて、「クリケット」はイギリスにおいては紳士のスポーツとされ、そこからcricketに「フェアプレイ」の意味が付加されるようになりました。そこからnot cricketが「公正でない」「適正でない」という意味で使われることがあります。play cricketは文字どおり捉えれば「クリケットをやる」ということですが、時には「公明正大にふるまう」という意味になる場合もあります。これらは少し古い表現のようではありますが、頭の片隅に入れておいても損はないかと思います。

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persona 

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persona

 persona(パソウナ)は無理してカタカナ読みをすると「ペルソナ」になるように、演劇で役者が身につける「仮面」の意味がもともとのものです。それが転じて「(装っている)人格・役割」の意味でよく使います。外見上見せたいと願う「外面」の意味にもなります。cheerful personaならば「(表向きは)明るい人格・外面」ですし、humble personaならば「(表向きは)控え目な人格・外面」です。

 日本語で「仮面」というと「仮面夫婦」のように感情が希薄なものをイメージしがちですが、英語のpersonaは「外面的に示された特徴」を表すものとして意識しているというのは重大な違いではないかと思います。ここをよく意識しておきたいところです。

 personもこのpersonaから分かれてきた語で、「(役柄的な特徴を持った)人」のことを本来は意味します。現代では単に「個人」「人」の意味合いでも使いますが、LONGMANの英英辞典の定義の1番目には”a human being, especially considered as someone with their own particular character”と書かれています。「(役柄的な特徴を持った)人」という感じが近いニュアンス的に近いことがわかるでしょう。

 personalityが「個性」「人格」であるのも、personが「(役柄的な特徴を持った)人」であると理解すれば、その派生語としてイメージがつけやすくなるのではないかと思います。LONGMANの英英辞典の定義の1番目には”someone's character, especially the way they behave towards other people”となっており、やはり「外面」を意識した「個性」「人格」の意味だと理解できます。

 personable(パーソナブル)は「魅力的で愛想がいい」という意味になりますが、これも「person(外面)+able(できる)」→「外面をうまくできる」→「魅力的で愛想がいい」のような発想だと理解すればわかりやすいかと思います。

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arrest 

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arrest

 arrestは「逮捕(する)」という意味でよく使いますね。false arrestとかwrongful arrestだと「不法逮捕」ですし、arrest warrant だと「逮捕の許可証」→「逮捕令状」です。ではcitizen's arrestの意味は想像つくでしょうか。「市民の逮捕」→「市民を逮捕すること」のように捉えてしまうかもしれませんが、そういう意味ではありません。「市民が逮捕すること」→「犯罪者を市民が捕まえて警察に連れ出すこと」です。

 arrestは語源的には「at(〜へ向かって)+rest(休み)」→「停止状態にする」という感じで成り立っています。「逮捕」の意味も、「犯人を捕らえて動けないようにすること」のようにとらえると理解しやすいでしょう。house arrestだと「自宅監禁」「自宅軟禁」の意味になりますが、「家にいて動けないようにすること」という意味合いで理解すればよいわけです。

 cardiac arrestだと「心停止」「心不全」の意味ですが、これもarrestの語源的な意味合いが「停止状態にする」という感じであることを捉えれば、理解しやすいのではないでしょうか。

 では arrest the spread of the virus だとどういう意味でしょうか。「ウィルスの蔓延を止める」の意味になるのはわかるでしょうか。

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detach 

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detach

detach(ディタッチ)という、ちょっと難しめの単語があります。意味としてはまず「切り離す」を頭に入れたい単語です。このdetachは語源から覚えると覚えやすい単語で、「de(外れる)+tach(タッチ)」→「タッチしているところから離れる」→「切り離す」だと思えばよいです。「くっつける」意味のattach(アタッチ)と真逆だと思ってもいいでしょう。attachは「ad(向かう)+tach(タッチ)」がもとのイメージですから、まさにattachとdetachは真逆のイメージというわけです。

 具体的な使い方を見てみましょう。detach the hood from the jacketだと「ジャケットからフードを取り外す」ですし、detach the lamp from the bracketだと「取付金具から電球を取り外す」です。このように、detach A from Bで「BからAを切り離す」という使い方をよくします。

 では、detach oneself from the groupだとどういう意味でしょうか。「自分自身をそのグループから切り離す」→「そのグループから距離を置く」です。このような感じで「距離を置く」とか「離れる」という意味合いでもdetachは使えます。

 detachの名詞形はdetachment(ディタッチメント)です。意味は当然「切り離し」をベースに考えればよいのですが、「切り離し」とか「分離」といった意味よりも「無関心」とか「客観」とか「超然」という意味のほうがよく使われるように思います。つまり、detach oneself from 〜に見られるような、心理的に「距離を置く」意味合いでの使い方がこちらでは優勢という気がします。心理的に距離を置いて「無関心」になり、心理的に距離を置いて「客観」的立場に立ち、心理的に距離を置いて「超然」としているというイメージで捉えたいものです。

 attachの反意語としてまず「detach=取り外す」を抑え、この延長線上で「detach=距離を置く」イメージを持てるようにし、detachmentはその名詞形として「無関心」「客観」「超然」あたりをベースに考えられるようになりたいものです。

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surgical 

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 surgical(サージカル)というのは「外科」の意味のsurgeon(サージョン)の形容詞形で、「外科の」という意味です。surgical instrumentだと「外科の器具」→「手術道具」ですし、surgical giantだと「外科の巨人」→「名外科医」のことです。

 ではsurgical spiritだとどういう意味だと思いますか?「外科魂」だと思いたくなりますが、そうではない意味でよく使います。なお、この場合のspiritは「アルコール」の意味です。死んだら霊魂が身体から抜けていくのとアルコールが蒸発するのを同じように捉えたことから、spiritがアルコールの意味で使われるようになりました。複数形のspiritsにすることで、「アルコール」の意味合いであることを明確にすることもよくやりますが、spiritのままの場合もあります。

 ちょっと脱線しましたが、surgical spiritは実は「消毒用のアルコール」(イギリス英語)のことです。「傷口用のアルコール」→「外科のアルコール」というイメージで考えればわかりやすいでしょうか。なお、surgical spiritはアメリカではrubbing alcoholと言います。こちらは「こすって使うアルコール」のイメージで考えればよいですね。

 ではsurgical strikeだとどういう意味だと思いますか。直訳して「外科的な打撃」と言っても、なかなか想像しづらいですね。実はsurgicalには「(外科で要求されるように)極めて精度が高い」という意味があるのです。ですので、surgical strikeは「極めて高い精度の打撃」→「ピンポイント攻撃」です。

 この「極めて高い精度の」という意味のsurgicalは時事英語では時々見かけますので、これを機会に覚えてみてください。

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autopsy 

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autopsy

 optical(オプティカル)という単語を知っていますか。「視覚の」とか「光学の」といった意味で、「目」とか目に飛び込んでくる「光」とかと関係する形容詞です。optical illusionだと「視覚の幻覚」→「錯覚」だし、optical diskだと「光学のディスク」→「光ディスク」だし、optical fiberだと「光ファイバー」のことです。

 「楽観主義者」を表すoptimist(オプティミスト)とは本当は語源が違うのですが、optimistのことを「ものごとに明るい光を当てて見ようとする人」→「楽観主義者」のように考えて、あたかも同一語源のように考えると、opticalの意味も頭に入りやすいかもしれません。整理すると、以下のようになります。

 optimist=「ものごとに明るい光を当てて見ようとする人」→「楽観主義者」
 optical=「視覚の」「光学の」
 optical illusion=「視覚の幻覚」→「錯覚」
 optical disk=「光学のディスク」→「光ディスク」
 optical fiber=「光ファイバー」

 なお、視力などの検査を行って、お客さんに合ったメガネを作ってくれる「眼鏡技師」のことをoptician(オプティシャン)、「視力測定装置」のことをoptometer(オプトミター)、「視力検査」のことをoptometry(オプトメトリ)と言ったりするのも、ついでに頭のなかに入れておきたいものです。

 optician=「眼鏡技師」
 optometer=「視力測定装置」
 optometry=「視力検査」

ところで、「検死」を意味するautopsy(オートプスィー)という単語があります。一見ではopticalなんかとは全然つながりがなさそうですが、実はつながりがあるのです。autopsyはauto+opsyからできている単語で、oのところが重なっているのです。「auto(自ら動いて)+opsy(見る)」→「報告などを鵜呑みにしないで、自らの目で見て確かめる」→「検死」のようにできている単語だったというわけです。

 autopsyの単語の成り立ちと意味がわかったのであれば、うれしいです。

 autopsy=「auto(自ら動いて)+opsy(見る)」→「報告などを鵜呑みにしないで、自らの目で見て確かめる」→「検死」ですね。

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