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from scratch 

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from scratch

from scratch は「最初から」ですが、どうして from scratch が「最初から」という意味になったのでしょうか。

scratch というと、宝くじが頭に浮かびませんか?隠されたところを削ると、当たりかハズレかが分かるタイプの宝くじです。ここからわかるように、scratch は「ひっかく」とか「ひっかき傷」という意味です。from scratch の場合には scratch は名詞ですから、「ひっかき傷」の意味ですね。

ただし、この場合の「ひっかき傷」は普通の「ひっかき傷」ではありません。子供の頃にかけっこをする時に、地面を足で削るようにしてスタートラインを描いたことはありませんか?あの「スタートライン」のことも scratch で表せるのです。

そうすると、from scratch は「スタートラインから」→「最初から」の意味になることがわかりますね。

では応用です。up to scratch だとどういう意味でしょうか。

up to 〜 は「〜のところまで(to 〜)上がって(up)」→「〜まで」です。そうすると、up to scratch は「スタートラインにつくところまで上がって」→「準備が整って」となります。

ただ、スタートラインというのは意識によって随分と開きが出てくることになります。例えば将棋を例にとると、駒の並べ方が一通りわかるようになったというスタートラインということもあれば、プロとしてやっていけるようになったというスタートラインということもあるでしょう。つまり、up to scratch が、「とりあえずゲームがなんとかできるスタートラインにつくところまで」ということもあれば、「プロ棋士としてやっていけるスタートラインにつくところまで」ということもありうるわけです。そうした幅の広さから「準備が整って」よりも「一定水準に達して」という意味で考えた方が広く対応できると言えるかなとも思います。

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brand new

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 brand は、牛などについてどこの農場で飼育したものであるのかがわかるようにするために、焼きごてを皮膚に当てて刻印としたのが始まりです。それが「○○農場で飼育したものなら上質に違いない」というように認識されるようになり、今日の「ブランド」につながっているわけです。

 brand に似た言葉に brandy がありますが、こちらはワインに熱を加えて蒸留して、アルコール度数を高めたお酒ですね。brand と共通しているのは熱を加えているところです。あまり意識することはないと思いますが、brand や brandy は burn とも語源的には繋がっています。

 さて、焼きごてをくっきりと入れるためにはごてを灼熱状態にしてから間髪入れずに刻印をつけるようにしないといけないようです。入れられる動物たちにはたまったものではないですが、まさにアツアツのごてを押し付けられていたわけです。

 そしてこのイメージをもとにできたのが brand new という言葉です。つまり、焼きごてを入れるのと同じように、「できたばかりに新しい」→「真新しい」となったというわけです。

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award


 
award が「賞」を意味するのはよく知られていますね。Academy Awardだと「アカデミー賞」ですし、Grammy Award だと「グラミー賞」です。なお発音は「アワード」というよりも「アウォード」の方が近いので、この点は注意です。
 
ところで award には「奨学金」とか「奨励金」の意味もあるのは知っていましたか?award が「賞」を表すなら、 「賞」→「賞金」→「奨学金」→「奨励金」のように連想ゲームをしていけば、こうした意味があると言われても、割と納得できるかなと思います。
 
ところで award は語源的には「入念に観察した後に決定する」というのがもともとの意味です。この語源解説はなかなか難しいので、ここではその詳細には立ち入りませんが、「入念に観察した後に決定する」→「賞を与える」という流れは理解できるかと思います。そしてこの語源的な理解に従えば、「入念に観察した後に決定する」→「賞金を与える」も理解できますし、「入念に観察した後に決定する」→「奨学金を与える」も、「入念に観察した後に決定する」→「奨励金を与える」も理解できますね。
 
そしてこのことが理解できると、さらに理解が深めることができます。award には「(損害賠償などの)裁定額」という意味もありますが、これも「入念に観察した後に決定する」→「(損害賠償などの)裁定額」という流れで理解できます。さらに言えば、award には「判決」という意味もありますが、これも「入念に観察した後に決定する」→「判決」という流れで理解できます。

こんな感じで、award には「賞」「賞金」意外にも、「奨学金」「奨励金」「裁定額」「判決」などの幅広い意味があることが理解できたらうれしいかなと思います。

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 circus と見たら「サーカス」が浮かぶでしょうが、この circus は「円」を表す circle と語源が同じ単語です。テントのようなサーカス会場が円形になっていることが多かったことから、「サーカス」も circus と呼ばれるようになったものです。そういえば、ロンドンには Piccadilly Circus とか Oxford Circus といった円形の広場がありますが、これらで使われている circus は「円形広場」の意味です。同様に、古代ローマの円形競技場のことも circus と呼ぶことがあります。

 circus には「大騒ぎ」とか「大混乱」の意味もありますが、これはもちろん「サーカス」の意味から広がったものです。「報道合戦」を揶揄して media circus という場合があります。「報道の馬鹿馬鹿しいほどの大騒ぎ」という感じですね。

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lemon

日本語で「レモン」というと爽やかな印象を与えることが多く、否定的な意味合いを感じることはほとんどないでしょう。ですが英語で lemon というと、顔をしかめるような酸っぱさのために、否定的なニュアンスを持つことが多いです。

 例えば The car is a lemon. だと「あの車は欠陥品だ。」的な感じですし、They sold me a lemon. だと「奴らに欠陥品を買わされちゃったよ。」って感じです。lemon law だと「欠陥商品法」のことです。欠陥品だと認められたら、メーカーに修理・交換を義務付けた法律のことです。

 lemon は「人」に対しても使えます。He is a real lemon. だと「あいつは本当に使えない。」とか「あいつは本物の馬鹿だ。」みたいな感じです。

 こういう感じで使う lemon と対比的に使われるのが peach です。女性に対して使うことが多いようです。 "You are a peach." "No, I'm a lemon." だと「あなたは魅力的な人ですね。」「いいえ、私はダメな人間です。」という感じになります。ただし、こういう peach の使い方は古風な言い方になってきているようです。

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